円安・物価高、海外旅行経験豊富な人ほどマイル活用

　特典航空券、1マイル平均9.4円分の価値を実感

　ソニー銀行は全国の20～59歳の海外旅行経験のある男女500名を対象に、マイルと海外旅行に関する調査を実施した。その調査によれば、海外旅行経験が多い人ほどマイルを活用し、マイルを活用している人ほど海外旅行における金銭面の満足度が高いことが明らかになったという。
　新型コロナパンデミックからの航空需要の回復が進む一方、歯止めのかからない円安や物価高騰など、日本人の海外旅行にとって逆風が吹く。金銭的なハードルが高まるなか、海外旅行経験が豊富な人ほど、旅行にかけるお金の工面で工夫し、マイルを有効活用していることが分かったという。ちなみに、マイルを特典航空券に交換する場合、1マイル当たり平均9.4円分の価値を実感（例：20万円相当の航空券を2万マイルで交換すると1マイル10円価値とする）し、高い金銭価値を感じていることが明らかになった。
　なお、この調査は今年8月16日～8月22日にかけてウェブアンケートで調査したもの。

※この記事の概要
・海外旅行志向は高く62.6％が意欲的
　渡航先人気上位は米・韓・台
・渡航先を妥協する人が85％
　「本当に行きたい」のは米・欧
・お金の工夫でマイル有効活用
・ローン等銀行取引で貯める・利用は少数に
　まだまだ低い銀行取引で貯まるマイル認知度　　など