ウイングトラベル
J.D.パワー、18年北米空港満足度調査を発表
メガ空港1位はマッカラン空港とオーランド空港
米コンサルティング調査会社のJ.D.パワー(本社:米国カリフォルニア州)は、2018年の「北米空港満足度調査」結果を発表した。「メガ空港部門」の総合満足度1位は、ラスベガス・マッカラン国際空港とオーランド国際空港(フロリダ州)が同率で首位を獲得した。3位はデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(ミシガン州)だった。
この調査は、北米の空港を「メガ空港」、「大型空港」、「中型空港」の3つのセグメントに分け、6つのファクター(ターミナル施設、空港へのアクセス、セキュリティーチェック、バゲージクレーム、チェックイン/受託手荷物預け、飲食店/売店)で空港の満足度を調査しているもの。今回で13回目で、総合満足度スコアを1000ポイント満点で算出している。実施期間は2017年9月〜2018年9月、調査方法はインターネット。調査対象は、過去3カ月以内に乗継を含む出発または到着で米国内の空港を1カ所以上利用した北米旅行者(トランジットを含む)で、回答者数は4万183人。
それによると、北米空港全体では過去最高だった昨年のスコアをさらに12ポイント上回る761点の満足度を獲得した。北米ではここ数年、利用者数の増加と施設の改修工事が各地で進んでいるが、これらによる混乱を避けるための業界全体の努力が実った結果と分析している。
※写真=メガ空港の総合満足度ランキング(調査結果より)