SPACEWALKER、岡本直之氏を社外取締役に

　宇宙輸送部ゼネラルマネージャーに志佐氏

　再使用可能な有翼式スペースプレーン開発を進めるSPACEWALKER（スペースウォーカー）は9月26日、社外取締役として岡本直之氏を迎えたことを発表した。さらに、執行役員兼宇宙輸送部ゼネラルマネージャーには、IHI出身の志佐陽氏が就任した。
　同社によれば、これは経営体制及びコーポレート・ガバナンス体制を強化することが目的。激変する宇宙輸送産業の中にあって、この新経営体制の下、サブオービタルスペースプレーンの開発および同社が掲げるミッションの実現に向けて加速していく方針だ。
　社外取締役に就任したに岡本直之氏は、1985年財務省(大蔵省)入省後、理財局総務課長，大臣官房審議官を歴任。さらに内閣官房や内閣府に出向し、成長戦略の司令塔やスタートアップ政策のテコ入れ、地方創生、地域活性化推進に貢献した。財務省初代の政策立案総括審議官に任命され、国土交通省政策統括官を経て退官。その後、西村経済再生担当大臣の政務秘書官も務めた。

※写真＝政府との太いパイプを有する岡本氏。財務官僚出身で地方創生などにも貢献。西村経済再生担当大臣の政務秘書官も務めた（提供：スペースウォーカー）