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2023.09.28

防衛省・自衛隊、第2陣の負傷兵受入れ実施

 2人を自衛隊中央病院へ、戦場遠く憲法上問題なし

 防衛省・自衛隊は去る9月21日に、ウクライナからの要請に基づいて第2陣の負傷兵受入れを行い、負傷した2人を自衛隊中央病院へ受け入れた。木原稔防衛大臣が26日の閣議後会見で明かした。防衛省・自衛隊ではウクライナ負傷兵の受入れ第2陣について、課題など整理したうえで方針を定めていくとしていたが、ウクライナから遠く離れた日本で治療を実施するため、木原大臣は「およそ憲法上の問題が生じることはない」と判断したという。
 今回の負傷兵受入れについて木原大臣は、国際法違反の侵略を受けているウクライナからの要請として、原則日本側が費用を負担するかたちで行っていると説明。また当初から様々な問題提起がされているものの、憲法との関係については戦闘が行われているウクライナと日本が遠く離れているため、受入れが違反にはならないとした。

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