エアバス、SAF利活用促進へACT FOR SKY加盟

　技術的知見提供し研究開発協力を視野に

　エアバスは10月2日、国産の持続可能な航空燃料（SAF）の商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に加盟したことを発表した。
　同社によれば、「ACT FOR SKY」メンバーとして、SAFに関する技術的な知見を提供し、研究開発に協力するとしている。
　エアバスは日本国内初のヘリコプターによるSAFを使用したデモ飛行を2022年6月に県営名古屋空港で中日本航空と協力して実施したほか、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンの神戸空港施設において、国産SAFを使用したヘリコプターの試験飛行も行っている。

※写真＝SAF商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」発足時のイベント。22年3月撮影