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2023.10.03

WING

JAL、A350-1000新フラッグシップは年内中の導入へ

 サプライチェーン乱れ原因、Cクラス座席に厚み

 

 日本航空(JAL)はこれまで、今年11月下旬に就航予定としていた国際線フラッグシップのA350-1000について、サプライチェーンの乱れによる部品の納入遅れなどが発生したため、年内中に就航することとして計画を変更した。また導入延期の可能性を示した一方で、機内インテリア・座席仕様など各種サービスについて発表した。座席数は従来機の777-300ERよりも5席少ない239席の仕様で、ビジネスクラスを5席増の54席、エコノミークラスを8席増の155席として、羽田-ニューヨーク線のJL006・005便へ投入する。
 インテリアについては、機体の高い静粛性によって、国内外で日本の美意識が感られる客室にしたという。JALブランドの一貫した美意識が感じられるよう、国内線のA350-900や787-8を意識した内装とした。

※図1=年内導入としたA350-1000(提供:JAL)

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