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2023.10.05

WING

鹿屋基地の米軍MQ-9、飛行再開を確認

 8月にオーバーラン発生

 九州防衛局は10月5日、今年8月に海上自衛隊鹿屋航空基地でオーバーラン事故を発生していた米軍の無人機「MQ-9」の飛行再開を確認したことを発表した。九州防衛局職員が、同日10時20分頃、目視で確認した。九州防衛局は前日の10月4日、運用状況にもよるが、同日中にも飛行再開する見通しにあることを発表していた。
 米軍の無人機「MQ-9」は去る8月22日11時頃、鹿屋航空基地に着陸した際に滑走路を逸脱。地上施設に接触し、滑走路脇の草地で停止した。けが人などはなく、基地周辺への被害も確認されなかった。
 このオーバーラン発生を受けて防衛省および九州防衛局は米国側に対し、安全対策の徹底と原因究明、再発防止策を提供するよう求めていた。