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エティハド航空CEO、成田線週14往復化に含み
成田・関西増便検討、「2~3年かけて増便検討」
エティハド航空のアントノアルド・ネベス最高経営責任者(CEO)が本紙の取材に応じて、「今すぐという訳ではないが」と前置きしつつ、「成田線に関しては現在1日1便(週7往復)で運航しているが、可能性として1日2便(週14往復)にまで増便することを考えている」として、成田線を週14往復のダブルデイリー化に向けた検討していることを明らかにした。
エティハド航空は去る10月2日、アブダビ-大阪(関空)線(アブダビ発は10月1日から)の直行便の運航をスタートしたばかり。大阪線は週5往復でスタートしたが、今後週7往復便のデイリーフライトに増便することを目指す方針で、あわせて成田線を現在の週7往復から週14往復のダブルデイリーとすることを検討する。同航空としては日本市場をポテンシャル有する市場と位置付け、路線ネットワーク便数を強化していきたい考えだ。
新型コロナパンデミックでエティハド航空もまた大きな打撃を被ったが、昨今では力強い回復をみせている。日本路線に関しても然り。成田線に関しては「パンデミックの頃に比べて非常に良くなってきており、かなり急速に回復してきている」との認識を示すなど、回復に確かな手応えを感じている様相だ。
※写真=エティハド航空のアントノアルド・ネベスCEO
※この記事の概要
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