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2023.10.12

ウイングトラベル

★空港業務あり方検討会、従業員の人員回復

 一方で流出止まらず、関係者一丸での取組み強調

 

 国土交通省航空局は10月5日、8回目となる空港業務の持続的な発展に向けた検討会を開いて、今年秋ごろまでに行うとした短期の取組み状況の確認と、今年8月に設立した空港グランドハンドリング協会の活動報告などを行った。中間取りまとめでは、短期のうちに空港業務に従事する職員の処遇改善などを図ることとしていた。これまで、積極的な採用活動や待遇面改善などの企業努力によって職員の数が回復へ向かっているものの、人材の流出がいぜん続いていることが分かった。取組みが進んだ空港がある中で、改善が遅れている空港もあり、検討会では明らかになった課題解決を図り、関係者全体で取組みを推進していく必要があるとした。