記事検索はこちらで→
2018.11.15

ウイングトラベル

フィジー渡航者数、直行便再開後好調に推移

就航3カ月で2017年に匹敵、早期に2万人回復へ

 日本からフィジーへの訪問客数が急回復している。7月に日本からの直行便再就航後、3カ月間で昨年1年間に匹敵する約6000人が訪問した。フィジー政府観光局は今後も日本向けのプロモーションを積極的に展開していき、直行便運休前の水準である年間2万人レベルまで上積みしていきたい考えだ。
 昨年の日本からフィジーへの渡航者数は6350人となっていた。しかし、7月からフィジーエアウェイズの成田ーナンディ線就航後、渡航者数は右肩上がりで上昇。7〜9月の3カ月間の渡航者数は5913人となり、昨年1年間の訪問者数が目前に迫る水準となった。この結果、今年1〜9月累計の訪問者数は前年同期比90%増の8520人となった。
 今後は、訪問者数全体の70%を占めるカップルを始め、以前結婚式や新婚旅行などでフィジーの訪問経験があり、子どもを交えて再訪問を希望するファミリー層をターゲットとし、その世代に向けたプロモーションに力を入れていく。さらに、ダイビングや語学研修、ラグビーや釣り、ゴルフなどといったスポーツ関連といったニッチマーケットの開拓にも積極的に取り組んで行く。そうした活動を通じて、まずは直行便運休前の水準である年間2万人水準への回復を実現させていく考えだ。

 

 都内でセミナーとワークショップを開催
 現地からオペレーターなど10社が参加

 

※写真=セミナーであいさつする、フィジー政府観光局のキャサリン・コヤマインボロ アジア地区リージョナル・マネージャー

 

※写真=ワークショップには宿泊施設やホテルなど10社が参加した