ウイングトラベル
【潮流】事業性と持続性の両立
エストニアのタリンで開催された国際認証団体「グリーン・デスティネーションズ」の年次総会で、北海道ニセコ町がシルバーアワード(銀賞)を受賞した。2022年には釜石市が同じように銀賞を受賞しており、2年連続して日本の自治体が受賞した。
ちなみに、主催のエストニア以外の地域での受賞は、金賞がポルトガルの2地域、フランスの1地域、銀賞はクロアチアの1地域と日本のニセコ町のみで、これは長年の持続可能な観光の取り組みが評価されてのものと思う。
ニセコ町では、今年は銅賞の受賞を目標としていたが、自然環境と社会福祉分野の取り組みが高く評価されて銀賞を獲得したという。ニセコ町の片山健也町長は銀賞を受賞したことについて、「ニセコ町が環境モデル都市として進めてきた様々な持続可能なまちづくり、町民・事業者の理解と協力が評価された」とコメントしている。