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セブ・パシフィック、成田発便で初のSAFフライト
40%混合SAF投入、セブパシのSAFロードマップとは?
セブ・パシフィック航空のアレクサンダー・ラオ社長兼最高商務責任者(CCO)は10月24日、成田市内のホテルで記者会見に臨み、本日10月25日に成田空港を出発するマニラ行きの5J5055便において、持続可能な航空燃料(SAF)を活用したフライトを実施することを明らかにした。このフライトの運航機材はA321neoで、40%の混合SAFを活用する。
ラオ社長は低燃費機材のA321 neoに40%の混合SAFを使用することで、「旅客一人あたりの排出フットプリントは44%減少させることができる」ことを明かし、環境に優しいフライトを日本発便で行うとした。
なお、ラオ社長によれば、このフライトはネステ、伊藤忠商事、成田国際空港会社との協力で実現したとのことで、関係各社に謝意を表明した。
※写真=成田市内のホテルで記者会見に臨むラオ社長兼CCO
※この記事の概要
LCCながらもSAFを率先利用
コストの40~50%が燃料費
SAFの低価格化と政府等支援の仕組み鍵に など