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陸自第1ヘリ隊のAH-1S、飛行中にレーザー照射
陸上自衛隊は、10月31日17時ごろに帯広駐屯地北約30キロの河東郡士幌町上空で、北部方面航空隊第1対戦車ヘリコプター隊のAH-1Sヘリ1機が飛行中にレーザーを照射されたと発表した。
こうした飛行中の航空機に対する行為は、航空機の飛行の安全はもとより、乗員や国民の生命を脅かすものだとして、北部方面隊および北部方面航空隊では深刻に受け止めて対処する考えだ。
陸自によると、幸い航空機の搭乗者の負傷や機体の損傷など被害はなかった。第1対戦車ヘリコプター隊では、レーザー照射を受けたことを警察に通報し、北部方面総監部では士幌町に対して通知して周知を図った。
※図=飛行中のAH-1Sへのレーザー照射事案が発生した場所(提供:陸上自衛隊)