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川崎重工業、福岡市にD-3納入
累計10機目のD-3、初の消防防災ヘリに
川崎重工業は11月6日、福岡市に対して、「H145//BK117 D-3」(D-3)を納入したことを発表した。
川崎重工業によれば、同社がD-3を顧客に引き渡ししたのは、今回が累計10機目。D-3 による初の消防・防災ヘリコプターとして、10月から正式運用がスタートしたという。
このD-3は、BK117 D-2(D-2)の改良型。最大全備重量を約100kg増加したほか、機体重量を約50kg 軽減したことにより、D-2 に比べ有効搭載重量が約150kg増加することに成功。さらに、点検項目の削減および整備が容易な構造の最新式メインローター・システムを採用したことで整備期間を短縮した。
※写真=福岡市にD-3を納入。D-3としては初の消防防災ヘリとなった(提供:川崎重工業)