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2023.11.08

ウイングトラベル

★フィンエアー、日本事業強化の方針は揺るがず

 来年5月、中部−ヘルシンキ線4年ぶり再開

 

 フィンエアー(FIN)のオーレ・オルベール チーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)が来日し、11月7日に東京の駐日フィンランド大使館で記者会見を行った。会見でオルベールCCOは「ここ3年間は新型コロナウイルスとロシア・ウクライナ情勢による飛行ルートの変更でわれわれのビジネスに大きな影響を受けた。しかし日本へのコミットメントは揺らぐことはない」と述べ、日本でのビジネスを引き続き強化していく方針を強調した。同社は新型コロナウイルスの影響で運休していた中部−ヘルシンキ線の運航を2024年5月30日(中部発は31日)から週2便で再開することを発表。これにより来年夏期スケジュールの運航本数が週20便体制となる。こうして日本路線の運航本数を段階的に回復させていくことで、日本からヨーロッパへの旅客需要を着実に取り込んでいく方針だ。

 

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