WING
東京でレオナルドヘリコプター・セミナーを開催
ユーザーからの要望など活発な意見交換
レオナルドヘリコプターは去る10月25、26日都内で「レオナルドヘリコプター・セミナー2018」を開催し、日本での運航機数が160機に達している同社製ヘリコプターの運航支援に関して、運航者の整備担当者多数に説明し、情報共有を図るとともに、質疑応答でユーザー要望の吸い上げを図った。ユーザーからは部品の品質、価格、納期など厳しい意見も出され、レオナルド側も即答できないことは後日回答するなどしていたが、実質的な議論も行われ有意義な会合となったと言えるだろう。
レオナルドヘリコプターでは日本駐在のカスタマーサポートチームを2015年当時の2名から現在は8名に増員し、サポートの強化、直接訪問の強化を図っている。厳しいユーザー要望は導入機数がまだ少ないAW169ヘリコプタ-に関して特に聞かれた。
また、輸入商社3社、サービスセンター4社からのプレゼンテーションも行われた。この中ではAW109シリーズを客先別に分担している兼松(官需担当)と海外物産(民需担当)が部品在庫の相互融通を開始したことが紹介された。サービスセンターでは静岡空港内にレオナルドヘリコプター専用の施設を整備している静岡エアコミューターの活動が注目された。