日ASEAN交通連携で新アクションプランを採択

　ASEAN各国との航空協定締結へ交渉

　国土交通省は11月14日、ASEAN との間で行った「第21回日ASEAN交通大臣会合」について、日ASEAN交通連携を進めるため今後10年間（2024～2033年）に向けた新たな行動計画「ルアンパバーン・アクションプラン」を採択したと発表した。同会合はラオス・ルアンパバーンで開かれ、日本側から上原淳国土交通審議官が参加した。また、このアクションプランに併せて、「日ASEAN友好協力50周年」および「日ASEAN交通連携20周年」を記念した特別セッションも開催した。
　会合の共同声明では、ASEAN加盟国は、「クアラルンプール交通戦略計画 2016-2025」に基づいて行う航空、陸上交通、海上交通、持続可能な交通および交通円滑化の様々な取組みに対して、日本が日ASEAN交通連携の下のプロジェクト・活動を通じて、包括的に継続して協力する意向を表明したことを歓迎した。また特別セッションでは、過去20年間の交通分野の協力枠組みを振り返り、連携をさらに強化する方策について議論した。