航空局、空港脱炭素化へ補助金3次公募

　国土交通省航空局は11月15日、「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向けて、空港脱炭素化推進事業費補助金の公募について発表した。これは、日本の玄関口となる空港の脱炭素化を推進するための取組み。効率的な設備導入を行うとともに、空港の脱炭素化推進のための課題解決を行い、他空港へ横展開させるなど、先進的な事業などを対象に補助を行う。
　対象となる事業は具体的に、太陽光発電などの再エネ導入関連の事業や、空港車両のEV・FCV化に必要なインフラ設備導入事業、空港建築施設の省エネ化に関連する事業など。空港管理者、空港内事業者や、その他民間事業者（JVなど含む）が対象で、応募後にJVなどを設立予定の場合は、出資予定者の連名として応募を求めている。