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レイセオン、「LTAMDS」の実弾交戦試験完了
米陸軍次期防空レーダー、年内に運用可能レベルに
RTXレイセオン傘下のレイセオンは、米陸軍の支援を受けて「LTAMDS」と呼ばれる360度の下層防空ミサイルセンサーを使った実弾交戦試験を完了したことを発表した。今回のマイルストーンは、現在進行中のレーダー開発テスト・シリーズの最新イベントであり、年内には運用可能なレベルに達する予定にあることを明かした。
「LTAMDS」は米陸軍の次世代防空・ミサイルレーダーだ。レイセオンが製造する窒化ガリウムを搭載した360度アクティブ電子スキャン・アレイ・レーダーで、有人・無人航空機はもちろん、巡航ミサイル、弾道ミサイル、極超音速ミサイルに至るまで、さまざまな脅威に対して高い能力を有する。