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2023.12.05

WING

JAL、10月の国際線旅客53.9%増、国内9.9%増

 利用率も8割前後、国際・国内とも堅調な伸び

 日本航空(JAL)グループが発表した10月の輸送実績は、国際線旅客数が前年同月比53.9%増の55万8667人で、需要を示すRPKが35.3%増の32億1553万5千人キロ、供給を示すASKが15.7%増の39億9027万7千座席キロ、利用率が80.6%となった。旅客は依然好調に伸ばし、利用率も8割を超えて旅客の大幅な回復が見られた。
 グループ(JAL/J-AIR/JAC/HAC/JTA/RAC)による国内線旅客数は9.9%増の316万2372人で、RPKが8.6%増の24億392万9千人キロ、ASKが2.9%減の30億1120万7千座席キロで、利用率が79.8%となった。供給を減らしながらも需要を伸ばしており、利用率も8割に迫るなど、比較的高水準で推移した。