記事検索はこちらで→
2023.12.05

WING

北九州空港の滑走路延伸工事着工、3000メートルへ

 国土交通省九州地方整備局および大阪航空局は去る12月2日、北九州空港の滑走路延長事業着工式を行った。今後約130億円かけて、4年間で滑走路の南側を500メートル延長し、3000メートル級の滑走路へ機能を向上させる。2027年度竣工を予定している。
 北九州空港の滑走路を3000メートルにすることで、長距離国際貨物機の定期便が就航可能となり、国際貨物輸送の拠点機能強化と、日本製造業の国際競争力向上などに資するとしている。高い貨物需要のある福岡空港が隣接するなど、背後圏で北米・欧州との航空貨物需要が見込まれるとしており、滑走路延長後の貨物便の需要拡大が期待される。