★UNWTO、COP28でグラスゴー宣言進捗状況報告

　420署名団体のうち261団体が気候行動計画提出

　国連世界観光機関（UNWTO）は、ドバイで開催されている2023年国連気候変動会議（COP28）で、ツーリズム産業のリーダーを集め、「観光に関する気候行動のためのグラスゴー宣言」実施への進捗状況を報告した。世界で最も重要な気候変動会議に合わせ、この宣言は国連気候変動枠組条約（UNFCCC）のグローバル気候行動に正式に含まれた。
　グラスゴー宣言は2021年のCOP25で発表され、署名団体は遅くとも2050年までにネットゼロを達成することを約束した。また、宣言の「5つの道」である測定、脱炭素化、再生、協力、資金調達に沿った独自の気候行動計画を実施することも約束した。