航空局、国内初のドローンレベル3.5飛行認可

　国土交通省航空局は12月8日、中山間地域で無人航空機を活用した配送サービス事業化を推進するため、本邦初となるレベル3.5飛行の承認を行った。これはNEXT DELIVERY社の申請を受けたことによるもので、レベル3.5飛行の先行事例として承認したかたちとなる。
　レベル3.5飛行は、デジタル技術として機上カメラによる歩行者などの有無の確認などによって、補助者や看板の配置といった現在の立入管理措置を撤廃することになる。それとともに、無人航空機の操縦ライセンス保有および保険加入によって、レベル4飛行に比べて道路や鉄道などの横断を伴う飛行を容易とする。