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2023.12.13

WING

ヴォロコプター、eVTOLメーカー初のCOP参加

 ホークCEO、eVTOLは航空脱炭素化に貢献

 

 eVTOLメーカーのヴォロコプターは12月12日(ドバイ現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催されたCOP28国連気候変動会議において、脱炭素化に関する対話に参加したことを発表した。これによりヴォロコプターは、COPに参加した初のeVTOLメーカーとして、その名を歴史に刻んだ。
 ヴォロコプターは2024年にパリで商業運航を開始する2名乗りエアタクシー「VoloCity」(ヴォロシティ)について、欧州航空安全庁(EASA)から型式証明を取得することを目指している。さらに、2025年開催予定の大阪・関西万博では、日本航空(JAL)ら日本企業とタッグを組んで、運航することを計画している。
 ヴォロコプターのダーク・ホーク最高経営責任者(CEO)は、「当社のCOP28への参加は、航空業界における脱炭素化を目指す流れの中において、eVTOLが重要な役割を果たすことを意味する」とコメント。「ヴォロコプターは、持続可能な航空技術に精通した企業として、今後10年ではなく、今から脱炭素化を加速させるための具体的なソリューションを提供する」と話すなど、脱炭素化にeVTOLが大きく寄与することなどを強調した。

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