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2018.11.22

WING

レオナルド、伊財務警察よりAW169Mを22機受注

来年から2024年までに納入、各種装備を付加

 レオナルドはこのほど、イタリアの財務警察(ガルディア・ディ・フィナンツァ)よりパトロール、捜索救難、国土保安用として22機のAW169Mヘリコプターを受注した。多様なミッション用装備を付加する機体で、納入は2019年から2024年までに亘る。同社によれば、この契約の総額は維持支援および訓練パッケージを含めて2億8000万ユーロ、オプショナルサービス約1億ユーロの拡大が見込まれるという。
 財務警察では既に導入している6機のAW139を補完することになり、AW139は2019年までに財務警察に更に8機が納入され、合計14機となる予定。受注したAW169Mは軍用認証をARMAREO(イタリア航空武器総局)より取得し、次のような付加装備を搭載する。▼レスキュー・ホイスト▼ワイヤー・カッター▼TCAS II空中衝突防止装置▼夜間暗視装置(NVG)対応コクピット▼HTAWS(ヘリ地形認識回避システム)▼先進通信システム▼OPLS(障害接近警報レーザーレーダー・システム)▼先進HUMS(ヘルス・ユーセージ・モニタリング・システム)▼サーチライト▼着氷検知装置▼迅速降下ロープ▼自動操縦装置▼衛星通信装置

 

※写真=レオナルドヘリコプターズAW169Mヘリコプター(提供:レオナルド)