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2023.12.14

WING

陸自、米太平洋陸軍と豪・比参加のLFS初開催

 森下陸幕長、NATOのような連携が必要

 陸上自衛隊は12月12日から14日まで、市ヶ谷で米太平洋陸軍とともにランド・フォーシーズ・サミット(LFS)を共同で初開催し、オーストラリアおよびフィリピンの司令官クラスを招いて意見交換を行う。参加国間で戦略環境に関わる認識を共有するとともに、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた防衛協力など意見交換して、多国間の陸軍種ネットワーク構築を図るとしている。
 LFSには陸上自衛隊から森下泰臣陸幕長が参加し、米国からは米太平洋陸軍司令官のチャールズ・A・フリン陸軍大将と、米太平洋海兵隊司令官のウイリアム・M・ジャーニー海兵隊中将が参加した。豪州からは豪陸軍本部長のサイモン・スチュアート陸軍中将が参加し、フィリピンからは陸軍司令官のロイ・M・ガリード陸軍中将と、海兵隊司令官のアートゥロ・G・ロハス海兵隊少将が参加した。