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IHI・川崎重工、PW1100GでFAA作業内容開示も想定通り
通期業績見通しに影響せず
エアバスが開発したベストセラー機A320neo搭載エンジンであるプラット&ホイットニー製のPW1100G-JMエンジンのパートナーであるIHIと川崎重工業は12月14日、米連邦航空局(FAA)が去る12月11日に開示した要求作業内容について、「想定した追加検査プログラムの範囲内」であるとの見解を明らかにし、いずれも通期業績予想見通しに影響を与えるものではないとした。
FAAは要求作業内容として、ブレードローターやコンプレッサーハブ、エアシールなどの早期交換といった項目を盛り込んでいるが、IHI、川崎重工業ともに、これらの作業を想定して第2四半期決算に影響額を一括計上済みだとした。