加海軍艦艇が訪日、海自「きりさめ」がホストに

共同訓練「KAEDEX 2018」九州西方などで実施

　海上自衛隊は11月24日から27日まで、日本を訪問するカナダ海軍艦艇にホストシップとして護衛艦「きりさめ」を派出して、親善行事および共同訓練「KAEDEX 2018」を行う。
　加海軍の訪日艦艇はフリゲート「カルガリー」と、補給艦「アステリクス」。24日に佐世保港へ入港して入港歓迎行事を行い、26日には親善行事、27日に出港となる。
　共同訓練のKAEDEX 2018は、親善行事などを行う26日までを停泊フェーズ、27日から29日までを洋上フェーズとして行う。停泊フェーズでは訓練調整会議などを実施して、洋上フェーズでは九州西方の海空域で対水上訓練射撃、対潜戦訓練、模擬洋上給油訓練、戦術運動などを実施。海自の戦術技量向上と、加海軍との連携強化を図る。
　ホストシップを務める「きりさめ」の艦長は伊藤雅彦2等海佐で、加海軍の「カルガリー」艦長はブレア・サルテル海軍中佐、「アステリクス」艦長はジェイムズ・クラッセン海軍少佐。

※写真＝加海軍艦艇の訪日でホストシップを務める護衛艦「きりさめ」（提供：海上自衛隊）