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2023.12.19

WING

米、ICAOに高高度領域運用基準策定を要請

 急成長する高高度空域、日・EUらと共同で

 米国務省のマシュー・ミラー報道官は12月18日(現地時間)、日本やEU、英国、カナダらと連名で、国際民間航空機関(ICAO)に対して、高度6万フィート(1万8288メートル以上)の高高度空域における有人および無人の航空交通に関する基準策定に関する取り組みを加速させ、来年はこの分野における重要な技術的作業を進めるよう要請したことを明らかにした。
 ミラー報道官は「急速に変化する環境における高空域運用の基準を策定することは、世界的な優先事項」であることを強調。「これは始まりに過ぎない。 ICAOのパートナーとともに取り組んでいくことを楽しみにしている」とコメントした。

※写真=関係各国が高高度領域の利用に向けた基準策定の早期化をICAOに要望した。写真はエアバスのZephyr(提供:エアバス)