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2023.12.19

WING

ヴォロコプター、パリ五輪のチケットはいくら?

 バウアーCCOに聞く、大阪万博後の事業モデル構想
 
 ドイツeVTOLメーカーのヴォロコプターは去る12月13日、大阪湾でeVTOL飛行試験機「Volocopter2X」を使った飛行実証見学会を公開するなど、2025年の大阪・関西万博そして万博後の社会実装を見据え、社会受容性を高めるための草の根活動を展開中だ。
 大阪・関西万博での遊覧飛行を前に、2024年7月末から開催するパリ五輪でも、型式証明取得に向けた活動を進めている量産機「Volocity」を活用して運航することを計画中だ。
 そのヴォロコプターのチーフコマーシャルオフィサー(CCO)を務めるクリスチャン・バウアー氏が本紙の取材に応じた。バウアーCCOは万博開催後の社会実装に向けて、どのようなビジネスモデルを考えているのだろうか―――。
 「この2年間、パリ、ローマ、サウジアラビアのネオムにおいて、日本と同じような取り組みを推進してきている。飛行ルートをどこに設定するのか、バーティポートをどこに設置するのかなどといった検討プロセスを進めてきた」と、バウアーCCOは切り出した。

※この記事の概要
・迫るパリ五輪、TC取得作業は今、何合目?
・パリ五輪でのチケット代は? など