ウイングトラベル
★観光庁2024年度予算案、62.3%増の510.8億円
訪日インバウンド誘客と持続可能観光地域づくりに重点配分
政府は12月22日、令和6年度(2024年度)予算案を閣議決定した。政府全体での一般会計総額は112兆717億円となった。このうち観光庁関連の予算総額は前年度予算比62.3%増となる510億8300円を計上した。東日本大震災関連の復興枠を除いた予算額は63.9%増の503億1800円となった。24年度予算は「持続可能な観光地域作り」「地方を中心としたインバウンド誘客の戦略的取組」「国内交流拡大」の3つを大きな柱に据えて予算を計上した。特に前年度から2.2倍増の440億円の税収を見込む国際観光旅客税を活用し、急回復する訪日外国人旅行者の受入整備を進めるほか、地方部を中心とした持続可能な観光地域づくりに重点的に予算配分を行うこととした。
国際観光旅客税、2.2倍増の440億円の税収見込む
国際旅客数4400万人、コロナ前の8割水準想定