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2018.11.22

ウイングトラベル

JTB、欧州で周遊観光バスを来年4月から運行

「欧州旅革命」実現へ、初年度5000人利用目指す

 JTBは欧州の新たな旅行商品として、日本人旅行者を対象とし、欧州の観光地を周遊する観光バス「ランドクルーズ」を来年4月から運行開始すると発表した。欧州12カ国で約130区間を設定。旅行者は好きな区間を選択して利用することを可能とした。今回設定したコースは個人旅行では行きにくい土地やこれまでのパッケージツアーでは組み込まれていなかった名所をカバーした。JTBは「欧州旅革命」をキーワードに新形態の旅行スタイルを個人旅行客を中心に訴求。初年度5000人の取扱いを目指す。
 ランドクルーズは「海にクルーズがあるように、陸にもクルーズを」をコンセプトに開発した現地発着の旅行商品。2つの都市をバスで結び、それぞれの都市での宿泊を用意するとともに、途中ではさまざまな観光地に立ち寄る。それぞれのバスには日本語対応が可能な係員が同乗して案内を行う。

 

 欧州12カ国で約130区間のルートを設定
 1人出発保証、日本語対応係員も同乗

 バスの運行ルートはイタリア、スペイン、ドイツ、スイスなど複数の国々を結ぶ50人乗り程度のバスを定期運行する。そのルートを細分化して約130の区間を用意。総延長は1万4000km超を誇る。1区間ごとの利用に加え、連続した複数の区間での利用も可能となっている。各区間とも1人からの出発を保証。催行中止の心配をすることなく利用することができる。
 訪問地は大都市滞在に偏りがちな個人型ツアーとは異なり、小さな村や街に立ち寄るコースを多数用意した。また、イタリアのアマルフィ海岸のように人気は高いが公共交通機関では行きにくいルートも組み込んだ。さらにルックJTBで培った仕入ノウハウを活かし、旅行代金には博物館や観光施設などの入場料金も含んでおり、スムーズに観光できるような体制も整えた。

 

 1区間販売と人気ルート組み合わせ型を用意
 旅行代金は1区間平均2.2万円で設定
 他社パッケージツアー商品への組込みも可能に
 全世界で販売促進、他地域でのバス運行も視野

 

※写真=ランドクルーズの商品概要を説明するJTBの井上聡取締役グローバル事業本部長