ロッキード、韓国向けF-35A披露式典を実施

フォートワース工場で韓米両国高官が出席
　
　ロッキード・マーティンは3月28日（米現地時間）、米テキサス州フォートワースの同社工場で韓国空軍向けF-35A初号機の「ロールアウト」式典（披露式典）を開催した。韓国、米国政府高官が出席して完成を祝った。
　式典には韓国の国会国防委員会委員5名、Suh Choo Suk国防副大臣、Lee Seong Yong空軍副参謀長などが列席し、米側からはEllen Lord取得・維持担当国防次官、Heidi Grant空軍省国際担当次官補、国防省F-35計画管理室統括官Matt Winter海軍中将らが出席し、招待出席者は約450名に達した。
　韓国のSong Young Moo国防相はビデオメッセージを寄せ、「本日は大韓民国の領空主権を守る世界最高の戦闘機F-35Aの初号機ロールアウトを祝う誠に意義深い日である。F-35の配備は米韓両空軍の共同作戦能力の強化および韓国空軍の地上作戦支援能力の増進に貢献するであろう」と祝意を述べた。
　韓国は40機のF-35AをFMSで調達することになっており、Winter中将によると本年中に6機を韓国に引き渡す予定という。

※写真＝フォートワースで開かれた韓国向けF-35Aの披露式で祝辞を述べる韓国のSuh Choo Suk国防副大臣（提供：ロッキード・マーティン）

※写真＝ライトアップされた韓国空軍向けF-35A初号機（提供：ロッキード・マーティン）