記事検索はこちらで→
2024.01.10

ウイングトラベル

★航空大手2社の年末年始、国内旅客は前年比微減

 地震、羽田事故など影響、国際線は好調に推移

 

 全日本空輸、JALグループの国内航空2社の年末年始(2023年12月28日〜23年1月3日)の利用実績がまとまった。新型コロナウイルスの5類移行後による初めての年末年始を迎えたが、国内線は1月1日に発生した能登半島地震や2日の羽田空港での事故に伴う滑走路閉鎖の影響を受け年始に欠航便が発生したことなどにより、旅客数は前年実績から2〜3%の減少となった。一方で国際線に関しては航空便の運航再開や各国の感染症危険度レベルの引き下げにより人流の回復が見られたことにより、ハワイ方面やアジア路線を中心に好調に推移したことにより、前年を大きく上回る結果となった。

 

■ANA年末年始、地震・事故影響し国内旅客2.1%減88万人
 国際旅客36%増の15万人、ハワイ強く前年度比2倍
■JALグループ年末年始、国内線旅客3.5%減の71万人
 国際旅客15.4%増の12万人、ハワイ、台湾、欧州好調