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清水建設、金属積層造形でロケット液体燃料タンク
サブスケール供試体試作向けJAXAと検討
清水建設と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月10日、金属積層造形技術を用いて、ロケットの液体燃料タンクを製造するべく、サブスケールの供試体の試作に向けた検討をスタートすることを発表した。
これはJAXAの「革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム」のオープンイノベーションによる共創体制の枠組みの下で行われる共同研究で、積層造形技術の基礎的な成立性を確認できたとし、将来の大型タンクへの適用に向けてサブスケール供試体を試作することを決めた。
※写真=WAAM技術で造形したサイズ400mm×H600mmの小型タンク耐圧試験風景(提供:清水建設)