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HIS、宿泊事業で住友林業と合弁会社設立
三重県で2020年に宿泊施設を開業へ
HISは宿泊事業を展開する子会社であるHISホテルホールディングス(HHH)が住友林業と合弁で新会社を設立すると発表した。三重県多気町で開発中の滞在型複合施設「アクアイグニス多気」の中核となる宿泊施設の運営を新会社で手がける。
新会社の名称は「アクアイグニス多気ホテルアセット」。資本金は3億2500万円。HHHと住友林業が折半出資する。代表者にはHHHの清水学取締役が就任する。なお、新会社は今後出資比率に応じて段階的に増資する予定となっており、最終の資本金の合計額は67億8000万円となる予定。
アクアイグニス多気は、行政と地元の教育機関、企業が連携し、癒しと食をテーマとした滞在型複合施設。約71ヘクタールの敷地に宿泊施設を始め商業施設や産直市場などの施設に加え、薬草園や農場を整備する予定となっている。