2025年の大阪万博開催決定、観光立国に弾み

安倍総理、中西経団連会長ら喜びのコメント

　2025年の大阪万博開催が正式に決定した。現地時間の11月23日にパリで開かれた第164回博覧会国際事務局（BIE）総会で、2025年国際博覧会開催国選挙が行われ、大阪が当選した。
　今回のBIE総会には、日本から世耕経産大臣、阿部外務副大臣、万博誘致委員会から榊原経団連名誉会長（万博誘致委会長）、松井大阪府知事（同会長代行）、松本関経連会長（同会長代行）、吉村大阪市長（同副会長）等、自民党大阪万博誘致推進本部から河村健夫幹事長、竹本直一事務局長が出席した。
　選挙結果は、第1回投票で日本（大阪）が85票、ロシア（エカテリンブルグ）が48票、アゼルバイジャン（バクー）が23票を獲得。大阪が最大得票を獲得したものの過半数には達しなかったため、上位2カ国で決選投票が行われ、大阪が92票、エカテリンブルグが61票で、最終的に大阪での開催が決定した。

※写真＝大阪府のホームページに掲出された大阪開催決定を祝う会場イメージ図