防衛省、能登半島地震で孤立地域輸送に目処

二次避難への航空機輸送に集中

　防衛省・自衛隊は1月19日、能登半島地震の災害派遣活動について、孤立地域から被災者の航空輸送について目途が立ちつつあるとし、被災者の二次避難のため、自衛隊機の集中運用による輸送に全力をあげていることを説明した。
　さらに20日以降から、現地で自衛隊音楽隊が避難所などで慰問演奏を行っている。防衛省・自衛隊では引き続き、被災者に寄り添った活動を継続し、全国で複合的に発生する各種事態にも全力で対応するとしている。在日米軍では回転翼機UH-60による食料などの物資輸送を行っている。