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2024.01.22

WING

羽田事故防止対策委、今夏中間とりまとめ

 注意喚起システム強化や交信見直しなど議論

 国土交通省で1月19日、第1回羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会(座長:小松明哲氏〈早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科教授〉)の会合が開かれた。
 同検討会は、去る1月2日、羽田空港C滑走路上で、着陸中の日本航空(JAL)516便と、能登半島地震の被災地に向けて物資搬送するべく離陸準備中の海上保安庁機が衝突した事故の発生を受けて開かれたもの。毎月1~2回程度開催し、有識者からのヒアリングや海外の事例報告、さらには今後の安全・安心対策などを議論し、今夏の中間とりまとめを目指す予定だ。さらに、運輸安全委員会が現在調査中の事故調査報告を受けて、事故防止に向けた抜本的な対策を導入することを目指す。