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2024.01.23

WING

予備自衛官補の上限年齢緩和、採用拡大へ

 18歳以上34歳未満が52歳未満に

 防衛省は1月22日、予備自衛官補(一般)採用の年齢要件の上限を34歳未満から52歳未満へ緩和化することを発表した。下限は18歳以上のまま変わらず、大幅に対象年齢が拡大することで、頻発する災害など緊急時に人材を確保しやすくする。2024(令和6)年度の予備自衛官補(一般)の募集から適用することになり、対象の募集を開始した。
 防衛省が2022年末に策定した防衛力整備計画では、予備自衛官などが常備自衛官を効果的に補完するため、充足の向上とともに制度の見直しを図ることを明記している。この度の年齢要件の緩和は、制度見直しの一環として行ったもので、自衛官未経験者からの採用を拡大して、予備自衛官の充足向上を図る考えだ。