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2024.01.23

ウイングトラベル

★サービス連合、今年の春闘は大幅な賃上げ要求

 定昇・ベアあわせ5.0%以上の上積み目指す

 

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)はこのほど中央委員会を開催し、2024年春季生活闘争(春闘)の活動方針を決定した。今年の春闘では、産業界全体で人手不足がクローズアップされる中で、サービス・ツーリズム産業の持続的な発展と他産業との人財獲得競争を勝ち抜くために必要な賃上げ分として、定期昇給分2.0%とベースアップに相当する「実質的な改善分」3.0%を合わせた5.0%以上の改善を求めることとした。前年は定期昇給を維持した上で実質的な改善分1.0%としていたことから、今年の春闘では大幅な賃上げを経営側に求めていくこととなる。あわせて、労務費を含めた適切な価格転嫁や労働環境の改善、ハラスメント対策への取り組みについても求めていき、魅力的な産業の実現を目指して取り組んでいくとした。

 

 産業の持続的な発展に向けた大きな転換期へ
 櫻田会長、適正な価格転嫁も強く求める