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2024.01.24

WING

ボーイング、1月25日にレントン工場の活動停止

 品質改善へ従業員参加セッション、他工場・プログラムも

 

 ボーイングは1月25日に、米ワシントン州レントンにある737型機最終組立工場の生産を停止して、「クオリティ・スタンド・ダウン」(「Quality Stand Down)というセッションの第一弾を開催することを明らかにした。
 同日、レントン工場は生産、デリバリー、サポートに携わる各チームが、その作業を1日休止し、品質に焦点を当てたセッションに参加する。これはボーイング民間航空機部門のスタン・ディール最高経営責任者(CEO)が先ごろ従業員と共有した当面の措置の一環だ。
 ディールCEOは「このセッションによって、航空機に触れるすべての仲間たちが『一時停止し、何をしているか、どのようにやっているかを評価し、改善のための提案をする』ことができる」と述べるなど、同セッションを通じて品質管理体制の強化を図っていくとした。

 

※写真=レントン工場の活動を1日停止して品質改善に向けたセッションを行う。写真は737最終組立ライン(提供:ボーイング)

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