日本の国際会議開催数、6年連続過去最高更新

JNTOまとめ、17年は前年比6.2％増の3313件

　日本政府観光局（JNTO）は2017年の国際会議統計を取りまとめた。それによると、17年に日本で開催された国際会議は前年比6.2％増の3313件となり6年連続で過去最高を更新した。都市別の開催件数では東京23区が608件とトップとなり、以下神戸市が405件、京都市が306件と続いた。
　今回の統計は国際機関・国際団体・国家機関・国内団体が主催し、日本を含めた3カ国以上から50人以上が参加し1日以上行われた会議の件数を取りまとめたもの。
　国際会議の開催件数は2012年に前年を上回る2337件となって以来右肩上がりで上昇。16年には初の3000件を突破した。17年も堅調に増加し3313件となった。
　参加者数は172万6000人となり、前年から7.3％減の172万6000人となった。これは参加者数200人以下の小規模会議の開催件数の増加が見られたものの、中・大規模会議の開催件数の減少が影響した。

※グラフ＝2008年〜17年の日本の国際会議開催数の推移（JNTO発表資料より）