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2024.02.05

WING

電動航空機が軍任務にもたらす様々な変革

 BETAと米空軍が実証、1フライト平均15ドル

 

 電動航空機の社会実装を目指し、都市部や過疎地など、さまざまなところでユースケースが構想されている。都市内や都市間移動、物流など、人・モノの移動、社会生活に大きな影響をもたらすことだろう。
 民間分野のみならず、電動航空機は軍のミッションも変革することが期待されている。米軍ではすでにeVTOLやCTOLを使った飛行実証が展開され、既存の軍のミッションの一部を電動航空機が代替した場合の効果を検証している。
 そうしたなか電動航空機「ALIA」を開発しているBETAテクノロジーズは、去る1月29日に米国防総省に対する最初の機体派遣を終了したことを明らかにした。これは米空軍のアジリティ・プライムプログラムを通じて派遣したもので、第413飛行試験中隊との3カ月間におよぶ実験的な運用と訓練のため、エグリン空軍基地(AFB)のデューク・フィールドに機体は駐留した。

 

※写真=電動航空機が軍にもたらす革命は小さくないようだ。圧倒的なまでに安価なコストをみれば明らかだろう(提供:BETA)

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