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2024.02.06

ウイングトラベル

★2023年の国内延べ宿泊者数 5億9350万人泊に

19年比99.5%回復、24年はポストコロナ本格化

 

 観光庁の宿泊旅行統計調査によると2023年の国内延べ宿泊者数(1〜11月は第2次速報値、12月は第1次速報値)は5億9350万人泊となった。前年からは31.7%の増加、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年との比較では0.5%減となり、ほぼコロナ禍前の水準まで回復した。このうち日本人宿泊者数は19年比0.2%減の4億7933万人泊となった。また、外国人延べ宿泊者数も水際規制の完全撤廃以降は急速に回復、19年比1.3%減の1億1417万人泊となった。能登半島地震の発生により北陸方面の旅行動向に関しては一定の影響を受けることが予想されるが、その他の地域についてはコロナ禍を脱しつつある状況であることから、2024年はいよいよポストコロナ期の旅行需要盛り上げに向けて本格的に歩みを進めていくことになりそうだ。

※グラフ=延べ宿泊者数の推移と2019年同月比の推移(観光庁発表資料より)

 

 外国人延べ宿泊者数、7月以降コロナ前超えに
 水際規制撤廃と中国の旅行規制緩和後上昇