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2024.02.08

WING

国交省、福島でドローンの6時間連続飛行実証

 国土交通省は2月7日、ドローンの長時間連続飛行実証を、福島県ロボットテストフィールド浪江滑走路周辺地域において、2月26日~27日に実施することを発表した。実証に投入する機体は、エアラジーラボ(大阪府)社製のハイブリッドドローン「AeroRangeG4-S」。発電機と燃料を搭載し、必要な電力を供給。電圧低下時には搭載バッテリーも活用する。
 国土交通省は「行政ニーズに対応した汎用性の高いドローンの利活用等に係る技術検討会」を踏まえ、「インフラ管理、災害対応等に活用できる長時間飛行ドローンの実装化に参画する企業」を募集し、昨年5月には荒川第二調整池予定地にて長時間飛行ドローンの実証を行った。今回の実証はその第二弾として、別途応募のあった機体の長時間連続飛行の実証実験を行うもの。
 実証では、2月26 日にレーザー点群測量を実施しながら2時間以上の連続飛行を行い、翌27 日には軽ペイロードで、海岸上空などを4 時間程度の連続飛行を行う。飛行後の残燃費より飛行時間を推定し、連続飛行6 時間を目標とする計画だ。

※写真=エアラジーラボ社製のハイブリッドドローン「AeroRangeG4-S」(国交省資料より)