スカイマーク第3四半期決算、四半期純利益91％増の36億円

　旅客数が3四半期過去最高更新など追い風基調で

　スカイマークが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算（23年4月1日～12月31日）によれば、事業収益は前年同期比25％増加した782億1000万円と大幅な増収を記録。利益面でも、営業降り液が同55.5％伸びた52億8900万円、経常利益も75.5％増の64億1800万円、そして四半期純利益が91.3％増加した35億9000万円と、各利益段階で大幅な増益となって着地した。
　期間中、新型コロナウイルス感染症は５類感染症へ移行したことに伴い、旅客需要が回復。その一方、原材料価格及びエネルギー価格の高騰、世界的な金融資本市場の変動等による影響を受けた円安進行など、リスクも散見されている。