東京計器、那須工場に防衛管理棟建設へ

　今年12月竣工、需要対応と新製品開発

　東京計器が、那須工場敷地内に防衛機器を取り扱う工場棟「防衛管理棟」を新たに建設する。およそ15億円を投じて、今年12月の竣工を目指す。これにより防衛事業における需要増加への対応を図るほか、将来の新製品開発にも注力する。
　東京計器によれば、新工場棟の建設を通じて生産体制を整備するほか、防衛事業に今後必要となる人材の確保にも注力する予定にあることを明らかにした。
東京計器の那須工場は、陸・海・空3自衛隊が保有する航空機や艦艇向けの搭載機器の製造を手掛けてきている。