WING
ロシアIL-20情報収集機が北海道から北陸沖飛行
9日も同様のコース飛来、戦闘機が緊急発進
統合幕僚監部は2月14日、ロシアのIL-20情報収集機が北海道沖から新潟県佐渡島沖まで日本領空付近を飛行したことを発表した。去る9日には同型のロシア情報収集機が同様のコースを飛行しており、続けて飛来していることになる。
統幕によると当日午後に、IL-20が大陸方面から飛来し、日本海上空を南方向へ進んだ後、新潟県佐渡島沖で大陸方面へ進路を変え、北西方向へ飛行したことを確認した。
防衛省・自衛隊では、接近してきたロシア機に対して航空自衛隊北部航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させて対応したとしている。
※図=14日に日本領空近くまで飛来したロシアのIL-20情報収集機(提供:統合幕僚監部)