記事検索はこちらで→
2024.02.21

WING

沖縄訪問の木原大臣、負担軽減など「成果出す」

 うるま市の訓練場計画、地元声聞き改めて検討

 

 沖縄を訪問した木原稔防衛大臣は2月17日、米軍施設の普天間飛行場、嘉手納飛行場、キャンプ・シュワブを上空から視察したほか、玉城デニー沖縄県知事をはじめ、米軍基地に関連する11市町村の首長と面会した。今回の沖縄訪問を通じて、沖縄では米軍基地の負担軽減とともに、南西方面の防衛力の抜本的強化について「成果をしっかりと出していく決意を新たにした」と述べ、直接地元と意思疎通を図ることが重要であることを改めて実感したことを説明した。
 特に直近で注目度の高いうるま市へ陸上自衛隊訓練場を整備する計画については、市から地元の声を真摯に受け止めて検討するよう指摘を受けたとした。また自民党沖縄県連からは取得後の土地の利用について、住民の生活の役に立ち、市民との交流の場として利用することを視野に入れて計画の見直しを検討するとともに、地元の理解を得ることを優先するよう、要望があったという。

お試し価格で全文公開中